契約不適合責任とは【1】
【Aさんの売った「品物(土地や建物など)」が、
契約した内容と違うものであったら、Aさんは、
買った人に対して、責任を取らないといけない(弁償しないといけない)】
というのが、
【契約不適合責任】です。
例えば、
1. 売った土地の面積が違う。
2. 雨漏りしているのを知っていたのに、売る時に黙っていた。
3. そもそも、自分のものでないのに、売った…などなど。
(まさか、他人のものを勝手に売るの? ということではなく、
「今月中に相続する」とか、「もうすぐ子猫を譲ってもらう予定」
とか、その程度の理解で良いです。泥棒して売るとかではないですw
また、土地などの場合は、契約が済んでも、すぐ住む訳ではないので、
あとになって、やっぱり売るの辞めた、とかありえるからです。)
もちろん、Aさんにはどうしようもない理由(戦争とか地震とか)で、
その品物(土地や建物など)を、相手に渡せない場合は、責任をとる必要が
ありません(そりゃあ、そうだw)
では次に、どのような責任の取り方、どのような訴えられ方があるのか
考えていきます(【2】に続く)。